こんにちは!住宅情報館で注文住宅(檜物語)を建てたスターピーです。
夢の高気密高断熱なマイホーム、意外と悩むのがエアコンです。
住んでから快適な生活が送れるかはエアコンの機種選定と取り付け工事の良し悪しにかかってきます。
今回は新居にエアコンを取り付ける代表的な方法を3つ解説します。
- お金に余裕がある人→ハウスメーカーや工務店に依頼する
- 最安値を狙いたい人→本体をネットで購入、取り付け業者は自分で探す
- 家電量販店は手間が少ないが機種選定が上手くない
欠陥工事で断熱・気密性能を損ないたくない方はハウスメーカーや工務店が安心です。
ただし、予算もあると思います。私の場合は3台で20万円以上(本体含む)の差があったので、自分で手配しました。
機種選定で頭を悩ませ、取り付け業者選びでも苦労しました。
機種選定はフエッピーさんのサイトが参考になります。
取り付け業者選びはくらしのマーケットなどのマッチングサイトを利用すると優良業者を探しやすいです。
- 高気密高断熱住宅に新規でエアコン取り付けを検討している人
- どんな方法があるのか、それぞれのメリット・デメリットを知りたい
- 最安値で手配したいけど、手間はなるべくかけたくない
- 自分に合った取り付け方法が選べるようになる
- 最安値でエアコンを導入して優良業者を探す方法がわかる
- おすすめはネットで購入→くらしのマーケットなどマッチングサイト
私のような苦労を少しでも減らせればと思います
取り付け方法①ハウスメーカーや工務店に依頼する|高気密高断熱住宅におすすめ
費用は安くないですが、高気密高断熱住宅の方ならハウスメーカーや工務店に取り付けてもらうのがおすすめです。
欠陥工事になる可能性が少ないからです。
私はエアコン3台で20万円以上の差(本体含む)があったので、ネットで買って業者を自分で苦労して探しました。
メリット3選|欠陥工事を心配せず、すぐに引っ越せる
メリット①欠陥工事の可能性が少ない
注文住宅なら建物を建てるハウスメーカーや工務店に依頼できます。
建物を熟知しているので欠陥工事になりにくいです。
また、断熱材を入れる前に貫通スリーブを入れたり、コンセントを設置できます。
とくに高気密高断熱住宅なら気密性、断熱性を損なわずに施工できます。
メリット②工事引き渡しまでに完了している|すぐ引っ越せる
新居の工事が終わるまでにエアコンが取り付けられています。
エアコン工事も含めて建築工事なので当然ですが。
新居にすぐ引っ越したい方はハウスメーカーや工務店に依頼しましょう。
メリット③隠ぺい配管ができる
建築中しか選択肢がない隠ぺい配管工事ができます。
ことばが難しいですが「エアコンの配管を壁の中に隠せる」ということです。配管が見えないのですっきりします。
特に、外壁に面していない壁に取り付ける場合は隠ぺい配管が必須です。
デメリット2選|費用が高い、隠ぺい配管だと入替時にたいへん
デメリット①割高になる 早めに見積をもらおう
最大のデメリットは費用が高いことです。
ハウスメーカーや工務店の利益が乗るので仕方がありません。
早めに見積してもらい、予算に組み込みましょう。
なるべく安くしたい方は別の方法で考えましょう。
デメリット②隠ぺい配管は入替のときに苦労する
隠ぺい配管はエアコンを入れ替えるときの工事がたいへんです。
配管が壁の中を通っているからです。
エアコンの配管も劣化しますので、いずれは入替が必要です。
場合によっては隠ぺい配管を使わず、新しく配管してしまうこともあります。
取り付け方法②家電量販店で本体とともに依頼する|高気密高断熱住宅では不適
エアコン取り付けと聞いてまっさきに思い浮かぶのが家電量販店ですよね。
ワンストップで本体と取り付けまでやってくれるのが最大のメリットです。
ただし、高気密高断熱住宅の場合、容量が大きすぎる機種をすすめられます。
機種選定は自分や高気密高断熱に詳しいハウスメーカーや工務店と考えましょう。
「全館冷房」の創始者フエッピーさんのエクセルシートで計算してみてください。(断熱性能を確認してください)
メリット2選|手間が少なく、相談できる
メリット①手間が少ない 店頭で工事まで依頼できる
最大のメリットは手間が少なく済むことです。
お店に行ってエアコン本体と取り付け工事まで依頼できるからです。
自分で業者を探したり最安値のエアコンを探したりといって手間がありません。
時間がない、忙しい人は家電量販店を検討しましょう。
メリット②店員と相談できる
人と相談してエアコンを決めたい!
そんな方はエアコン売場に行けば店員と相談できます。
1人で色々調べるより、誰かに相談したい方向けです。
デメリット3選|最安値ではない 住宅のプロではない
デメリット① ネットに比べて高い
ハウスメーカーや工務店に比べると安くなることが多いですが、ネット最安値より高いです。
ちなみに日立の再熱除湿付機種で比べると10万円近い差があります。
※家電量販店向けの型式と住宅設備(工務店)向けの型式があります。機能はほぼ同じです。
実店舗で在庫しながら店員を投入している量販店の方が割高になるのは当然ですね。
住宅設備向け型式(工事別途)
家電量販店向け型式(工事込)
デメリット② 業者を選べない 業者は時間に追われがち
取り付け業者を選べません。高気密高断熱住宅が得意な業者とは限りません。
家電量販店が選んだ業者が来て取り付けします。
取り付け業者も1台あたり◯万円というふうに報酬が決まっています。
自然と軒数を増やそうと雑な工事になる可能性が高くなります。
デメリット③店員は家電のプロだが高気密高断熱住宅のプロではない
家電量販店の店員は「エアコン」には詳しいですが「住宅」には詳しくない人が多いです。
住宅と一言でいっても断熱・気密性能は千差万別です。
50年前の無断熱すき間だらけの住宅と、最新の断熱材モリモリ、虫が入るすき間もない住宅まであります。
住宅性能が違うのに、部屋の大きさだけでエアコンの容量を決めていいわけがありません。
◯畳用は1964年の無断熱住宅を基準にしているからです。
一条工務店クラスの断熱性能なら6畳用→60畳(30坪)くらい差があります。
高気密高断熱住宅でエアコン取り付けを予定している方は特に注意です
取り付け方法③本体をネットで買って工事業者を探す|最安値で買える 選定が肝心
最安値でエアコン本体を買えます。価格.comや楽天で最安値を調べればかんたんです。
問題は機種選定と業者選びです。
機種選定は フエッピーさんのサイト が役に立ちます。
業者選びでは、私はあてずっぽうに「住所 エアコン取り付け」で探して片っぱしからサイト閲覧→問い合わせを繰り返しました。
いま、考えると効率が悪かったなと思います
これからエアコン取り付けするなら くらしのマーケット などのマッチングサイトを利用します。
優良業者の探し方と4サイトの比較記事も参考にしてください。
メリット3選|最安値になる 機種と業者選びを間違えなければ最適解
メリット① 本体が最安値になる ネットですぐわかる
シンプルかつ最大のメリットですね。
価格.comや楽天などでエアコンの型式を入力すれば、すぐに最安値がわかります。
メリット②自分で業者を選べる 優良業者を探そう
業者選びが自分次第です。高気密高断熱住宅に適した優良業者を探し出せれば欠陥工事の可能性が低くなります。
メリット③入替のときも工事しやすい
建物ができた後に取り付けするので、隠蔽(ぺい)配管にはなりません。
将来の入替工事のときに配管の交換があってもかんたんにできます。
デメリット2選|手間が多い すぐに引っ越しできない
デメリット①機種選定、業者選定が面倒|便利なサイトを活用しよう
機種と業者、両方を自分で選定しなければいけないことが最大のデメリットです。
機種選び→フエッピーさんのサイトを参考に
業者選び→ くらしのマーケット などマッチングサイトを利用すれば手間が減る
いまは施主の悩みを解決してくれるサイトがたくさんあります。
当ブログでもおすすめ機種や選定方法を解説予定です。
エアコンは日立の再熱除湿機能付きがかんたんで設定しやすいです。
デメリット②引き渡し時までに工事完了は難しい|早めに工事業者を決めよう
エアコン取り付け工事が建築工事とは別になります。
家の引き渡し→即入居しても良いですが、エアコンが無い状態になってしまいます。
真冬、真夏などエアコンが必須の時季に引き渡し予定の場合は、エアコン取り付け工事が済んでから引っ越しましょう。
工事自体は2~3台なら1日あれば終わります。
引き渡し日から逆算して、あらかじめ本体の購入と業者選びを終わらせておきましょう。
まとめ 高気密高断熱住宅なら建築業者か自分で手配しよう
- 予算に余裕がある→ハウスメーカーや工務店に依頼
- 最安値にしたい→ネットで本体を購入、取り付け業者は自分で手配
手間を少なく安心して取り付けを依頼するならハウスメーカーや工務店が良いです。
予算に余裕がなく、最安値にしたい方はネットで本体を買って、取り付け業者を選びましょう。
機種選定や業者選定など、手間がかかるところは便利なサイトを利用すると良いです。
実際に私は本体を楽天で購入→根性で探した取り付け業者に依頼しました。
フエッピーさんたちのおかげもあって快適に暮らせています。↓計算ツールのページです
機種選定以上に取り付け業者選びには悩まされました
いまは、 くらしのマーケット をはじめ便利なマッチングサイトが充実しています。
4サイトを比較して、おすすめサイトを解説している記事も参考にしてください。
高気密高断熱にオススメのエアコンは↓
なるべく手間は少なく、暮らしはなるべく快適に。
みなさんのお手伝いができればと思います
それでは、また!
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