広島建設 桧家住宅 ネクストハウスの営業との体験談

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注文住宅を検討し始めた当初、スーモカウンターから4社紹介を受けました。

最終的に住宅情報館を選びましたが他3社でなぜ、選ばなかったのか、理由と良さそうだった点について解説します。

この記事でわかること
  • 広島建設、桧家住宅、ネクストハウスで打ち合わせした体験談
  • 選ばなかった理由。営業との相性が最重要項目だった
  • 選んでいたら、こんな恩恵があったかも

4社の中で住宅情報館は優先順位が最も低く、注文住宅というイメージもありませんでした。

最終的に選んだ理由は営業との相性でした。

住宅情報館を選んで後悔しなかった、満足できた理由は前回の記事が詳しいです。

広島建設のメリット
  • お手頃価格でコスパの良い家が建てられる
  • 制震ダンパー(ミライエ)が標準装備
  • 地元密着型なのでアフターメンテナンスも迅速さが期待できる
桧家住宅のメリット
  • お手頃価格で全館空調(Z空調)が導入できる
  • スキップフロアや小屋裏収納が標準仕様で導入できる
  • 耐震等級3が標準仕様
ネクストハウスのメリット
  • コストを抑えつつ長期優良住宅、ZEHが狙える
  • 高級断熱材、アイシネンが標準仕様
  • 防蟻はホウ酸処理でアメリカカンザイシロアリ対策も万全

スーモカウンターで紹介してもらう条件が「ローコストメーカー」だったので比較的安価なハウスメーカー3社です。

価格観は住宅情報館の各商品と比較すると

  • 「Chelino」=広島建設の「セナリオ1」
  • 「QUAD V」=広島建設の耐震等級3、桧家住宅の「スマート・ワン」
  • 「檜物語」=広島建設の長期優良住宅、桧家住宅の「スマート・ワンカスタム」、ネクストハウス

※営業と話して、概算見積書をもらった私のイメージです。細かくいうと

  • 「スマート・ワン」は「QUAD V」と「檜物語」の間くらい
  • ネクストハウスは「QUAD V」と「檜物語」の間くらい
  • 「スマート・ワンカスタム」は「檜物語」より少し高い
目次

広島建設では制震ダンパーやペアガラス等、たくさん勉強させてもらった

初めてだらけの注文住宅 制震ダンパー!ペアガラス!フカフカのお風呂!

最初に打ち合わせしたのは広島建設(セナリオハウス)でした。

注文住宅なんて考えたこともなかったので驚きの連発でした。

  • 制震ダンパーって夢のような装置だ!
  • ペアガラス静かすぎ!シングルガラス熱すぎ!(豆電球のデモンストレーションで)
  • 最近のお風呂の保温性すごい!床もフカフカで冷たくない!

熊本地震でMIRAIE(ミライエ)が設置されていた家は避難所になっていたこと。

耐震等級2でも倒壊した家があったこと。

この話で耐震等級3+制震ダンパーを目指すきっかけになりました。

モデルハウスにあったのはサーモスⅡ-Hだったと思います。

外の道路からの音がほとんど聞こえない

窓越しにある豆電球の熱が伝わってこない。シングルガラスは熱いのに。

樹脂サッシやら、トリプルガラスはこの時、知らないのでアルミ樹脂複合ペアガラスが神の窓に見えました。

システムバスも保温機能に驚き、床が冷たくないことに感動しました。

実家と賃貸(RC造1Rと木造平屋)しか住んだことがなかったので新鮮でした。

広島建設のよかったところ 地元密着型◯

価格が手頃(ローコストハウスメーカー)

住宅情報館の「QUAD V」と同等程度の価格で耐震等級3を取得できる商品がありました。(中位ランク)

大体「Chelino」、「QUAD V」、「檜物語」に対応する商品がラインナップされていました。

※住宅情報館の各商品比較はこちら

  1. 安価だけど自由設計できる商品(セナリオ1)
  2. 耐震等級3を取得できる商品
  3. 長期優良住宅を取得できる商品

上記3商品に構造材・構法3種をかけ合わせたラインナップでした。

7~8割の人は1の安価な商品を選ぶようです。

私は耐震等級3を取得できる商品で検討を進めました。

制震ダンパー(ミライエ)が標準装備で巨大地震へも備えられる

広島建設はミライエを推していますので当然、標準装備です。

ミライエは制震ダンパーのなかでも歴史があり、熊本地震など、巨大地震での実績も豊富です。

ミライエの実績はこちら

初めて注文住宅について学び始めた時、ミライエの実績と耐震等級2でも倒壊したという話は衝撃的でした。

住友ゴム工業公式サイトより引用

地元密着型ハウスメーカーで永いおつきあいができる

広島建設は各拠点から1時間以内の場所でしか施工しません。

千葉県北西部を中心に埼玉県、東京都の一部が施行エリアです。

メンテナンスがあったとき、迅速に対応してくれそうですので安心感があります。

未公開の土地情報を持っていた(店長)

私の営業担当は店長と若手(20代半ばくらい)の男性2人でした。

店長は地元の不動業者と中が良いらしくネット上などで非公開な土地情報を持っていました

紹介された土地で前向きに検討しましたが、住宅情報館の方が圧倒的に私達のニーズに合った土地でした。

ですが、広島建設に紹介された土地も2ヶ月以内に売れていたので、良い土地だったのでしょう。

地元密着型の強みで不動業者からの非公開情報も期待できます

広島建設を選ばなかった理由

住宅情報館の土地が気に入ったから

住宅情報館の自社所有の土地が私達のニーズに合致していたからというのが最も大きな理由です。

  • ターミナル駅から離れすぎず
  • 地盤が強くて、水害の心配も少ない

この絶対条件にプラスして

  • 最寄り駅からは遠いがバス停が近い
  • 小学校、中学校も十分に徒歩圏内
  • スーパーや買い物にも便利
  • メインで使う道路が混みすぎない
  • 整形地で、その割に安い(予算内に収まりそう)

という好条件の土地でした。

広島建設から紹介された土地も悪くなかったのですが

  • 地盤が弱い(近くに小さい川あり、湿地帯も広がっている)
  • ターミナル駅からは離れすぎる
  • 通勤路が渋滞する

この3点が難点でした

営業が強引だったから

若手営業マンだったからか、契約をグイグイ迫ってきました。

紹介した土地の仮契約を申し込みましょう!

とか

電話もちょくちょくかかってきて少し引いてしまいました。

住宅情報館と契約しようと決めたときにメールでお断りの連絡を入れました。

(正月だったので電話は控えました)

広島建設の営業からは返信も電話もなかったので少し残念な気持ちになりました。

ここはご縁がなかったんだなとという感じです。

桧家住宅はZ空調!Z空調!

Z空調推し

2社目に打ち合わせしたのは桧家住宅です。

斎藤工をメインキャラクターにして「Z空調」を全面に押し出してますよね。

店長が対応してくれましたがイケイケな感じが伝わってきました。

「斎藤工、高いんですよ!」なんて言って。

いやいや、橋本環奈も高いでしょとは言わなかったんですが(笑)

Z空調は高気密高断熱住宅を勉強していない人には良い提案かなと思います。

従来の全館空調システムより安価でメンテナンスコストも手間も削減した点は素晴らしいです。

ただ、フエッピーさんはじめ、とりさん、まぼこさん等の一条施主さんたち、

さとるパパさんが紹介されているペアガラスに住んでいる方たちの感想を読めばZ空調は不要かなと判断しました。

ZEH以上の断熱性能とC値1.0程度の気密性能があればルームエアコン1、2台で全館暖房、冷房可能です。

実際、我が家も冬はエアコン1台で寒い思いはしなかったです。これからの夏も楽しみです。

桧家住宅でよかったところ 全館空調 耐震等級3

お手頃価格で全館空調(Z空調)が導入できる

全館空調は大手ハウスメーカーで導入すると100~200万円程度かかります。

桧家住宅は他のローコストハウスメーカーと比べても、ほぼ同じ価格帯でZ空調を導入できます。

エアコンの設置位置とか断熱気密性能なんて考えずに快適な暮らしをローコストでしたい方には最適です。

スキップフロアや小屋裏収納が標準仕様で導入できる

桧家住宅で勧められた商品は「スマート・ワン」(規格住宅)でした。

お手頃価格でZ空調が導入できる代わりに間取りは決まった種類からしか選べませんでした。

間取り例は豊富で分厚い冊子にまとめられていました。

間取りは最近流行りのスキップフロアや小屋裏収納がついていてオシャレな暮らしができそうでした。

耐震等級3が標準仕様

木造軸組工法ですが、住宅情報館と同じハイブリッド工法(モノコック構法)で耐震等級3を標準仕様としています。

剛床工法も採用しており、ベタ基礎の厚みや高さなども一定水準以上の安心感があります。

桧家住宅を選ばなかった理由 規格住宅、営業との相性

「普通の間取り」がよかった(小屋裏収納いらないね)

私達夫婦が育った、それぞれの実家には小屋裏収納やスキップフロアなんてありません。

「小屋裏収納って掃除が面倒だからいらないよね」とか「普通の間取り」を要望していました。

「1FにLDK+和室、2階に3部屋、土間収納は少しあったら嬉しいな」程度でした。

「小屋裏収納外せませんか?」と質問したら、自由設計にする場合は「スマート・ワンカスタム」という商品になり200万円ほどプラスになると言われました。

ちょっと費用に見合わないなと感じて、お断りする方向になりました。

営業との相性が合わなかった

売上好調の桧家住宅なだけあって営業もイケイケで「ウチ、安い割に良い家建てるからさ」感がにじみ出ていました。

※たまたま担当してくれた営業さんの印象です。

規格住宅を主力商品にしているという側面もあって、施主ごとの要望に合わせていくというスタイルではありませんでした。

妻とも相談して、最初にお断りするハウスメーカーとなりました。

ネクストハウスは知名度ないけど手堅い住宅 自由設計もできる

アイシネン!ホウ酸処理!新しい学びがあった

ネクストハウスはスーモカウンターに行くまで名前も知りませんでした。

西東京と千葉県君津市を中心にコスパの良い注文住宅を販売しているハウスメーカーです。

ここでは発泡断熱(アイシネン)とシロアリ対策(特にアメリカカンザイシロアリ)としてホウ酸処理があると学びました。

家を建てた今でもホウ酸処理はしたかったなぁと思います。

高級断熱材アイシネンが標準仕様

ネクストハウスで、発泡断熱という工法があることを初めて知りました。

メリットは

大工さんの腕によらず安定した仕上がりにできる=認定業者による「責任施工」

これが一番です。

代表的な断熱材、グラスウールは材料自体も安く、大工さんで施工できます。

ただし、大工さんの技量によって断熱気密性能に大きな差が出ます。

きっちり施工しようとすると手間がかかるためです。

アイシネン等、発泡断熱の場合は認定業者が断熱材を施工(スプレー)します。

施工レベルが確保されますので、大工さんのウデとは関係なく良い状態の断熱工事が期待できます。

デメリットは費用が高いこと。

グラスウールに比べて1.5倍程度と言われています。

ネクストハウスではアイシネンを標準仕様にしていますので、施工不良による断熱トラブルは少ないと推測できます。

飛んでくるシロアリ対策 ホウ酸処理

シロアリは通常、地面から上がってくると思いますよね。

実は2階に飛んでくるシロアリがいるということもネクストハウスで初めて知りました。

通常、シロアリ対策の薬剤は1F部分の土台や柱にしか塗りません。

2階部分にシロアリが飛んできたら無防備な状態です。

外来種でアメリカカンザイシロアリという飛んでくるシロアリがいます。

2階の無防備なところを狙われたらひとたまりもありません。

そこで木材そのものを半永久的にシロアリが嫌がるようにしてしまおうというのがホウ酸処理です。

ホウ酸という自然由来の薬剤を柱や床にスプレーして、シロアリや腐れから守ってくれます。

アメリカでは一般的なシロアリ対策として活用されています。

後に住宅情報館でホウ酸処理をしたいと伝えましたが、保証できなくなるとのことで諦めました。

ホウ酸処理に関しては日本ボレイトさんのホームページが詳しいです。

ネクストハウスを選ばなかった理由 土地の提案が惜しかった

建物の性能や自由設計できる点で、ネクストハウスは有力な選択肢の一つでした。

対応してくれた営業さんも印象がよく、ネクストハウスで良い土地が見つかっていれば契約していたかもしれません。

色々と探してくれたようですが、私達のニーズに合致しなかったので住宅情報館との契約になりました。

ちなみに、千葉県で営業しているネクストハウスは君津市の株式会社君津住宅が販売施工しています。

30年ほどの歴史を持つ地元密着型企業なので独自の土地情報もあるかと思います。

千葉の内房方面で検討されている方にはオススメできるハウスメーカーです。

まとめ 住宅情報館の土地と営業マンが素晴らしかった

住宅情報館の自社所有の土地がニーズにピッタリだった

住宅情報館は4社目で訪問しました。

初回打ち合わせでは建物の話は一切せずに大きな地図を広げて、私達の要望のヒアリングと家づくりに関する考え方の話に終始しました。

そこで自分たちでも気づいていなかったニーズがわかり、新たなエリアが浮かび上がってきました。

言われてみると私達の要望にピッタリなエリアであると感じました。

実際に住み始めて、なんの不便も不満もありません。

建物に関しても、営業さんや、現場監督、その他たくさんの人たちのおかげで満足できる家になっています。

住宅情報館の営業マンだけが特殊でした。でも、それが決め手になりました。

  1. 注文住宅なのに建物の説明しない
  2. 初回はヒアリングに徹する
  3. 2回めの打ち合わせで要望にあった土地をズバリ提案する

建物だけでなく、土地に関する知識、経験も豊富で説得力がありました。

契約後も私の様々な要望(大抵は住宅情報館で前例のない)も真摯に、迅速に対応してくれました。

ハウスメーカーでの家づくりにおいて、営業マンは最重要人物です。

相性の良い、気の合う方と良い家を作り上げていきましょう。

このブログも、これから家づくりを考えている方に少しでもお役に立てたらいいなと思います。

それでは、また!

住宅情報館で契約した経緯、建築条件付き土地に関しての記事はこちら

住宅情報館の商品に関する解説はこちら

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