住宅情報館で注文住宅(檜物語)を建てたスターピーといいます。
住宅情報館が自社所有していた土地=建築条件付きの土地で満足の行く高性能なマイホームを手に入れました。
- 住宅情報館の注文住宅って大丈夫?
- 建築条件付きの土地なんだけど、契約しても良いかな?
以下の人は別記事にて解説します。
- 他のハウスメーカーと比べて損しないかな?
- 建売で検討したいんだけど、いい情報あるかな?
実際に建売検討→ピンとこない→スーモカウンター→注文住宅→
4社検討→住宅情報館へたどり着いた私の経験から語っていきます
- 住宅情報館の性能は悪くない。「檜物語」なら安心して暮らせる
- 住宅情報館の住宅条件付土地はメリットだらけ(地盤改良、外構工事、仲介手数料)
- 住宅情報館に決めた決定的な理由。営業とのフィーリングが合ったから。
※下記は別記事にて投稿予定です。
- 他に検討した3社(広島建設、桧家住宅、ネクストハウス)の評価。いいところ、合わなかったところを解説
- 建売では理想を叶えるのは難しかった
- 住宅情報館以外で建築条件付き土地を買う時の注意点
住宅情報館の注文住宅ってランク的にはどうなの?
分類的にはローコストメーカーだけど、自由設計、基礎、柱など基本的な点が良い
スーモなどで見かける「本体価格1,000万円代」のハウスメーカーです。
実際は商品により坪単価が違います。後ほど解説します。
- 割安な価格で自由設計(間取りが自由に決められる)
- 基礎コンクリートの厚みや鉄筋は標準以上の安心感(地震や水害に強い)
- 主要な柱には檜を使用していて耐久性が高い(シロアリにもある程度効果あり)
- スーパーパネル、モノコック工法など耐震性にも配慮している(巨大地震への備え)
最大の魅力は自由設計できる点。
せっかく注文住宅にしたのに間取りを選べないハウスメーカーは以外と多いです。
ただし、耐震等級やオプション費用も合わせて考える必要があります。
耐震等級に関しては別の記事で詳しく解説しています。
基礎は標準以上の安心感があります。
桧家住宅が自社の強みとして私に説明した基礎の厚み、高さ、鉄筋の太さ、間隔、
全てにおいて住宅情報館の方が同等かそれ以上の強度を確保しています。
建物を支える太い柱には国産の檜を使っています。
檜は強度が高くシロアリも好んでは食べない木です。
※シロアリ被害が全く出ないわけではありません。別記事にて解説します。
耐震性も安心して住める性能を確保してくれています。
- スーパーパネルという高耐久の壁を採用
- 大開口の窓がある家で巨大地震を再現して実験。6回も耐えた実績あり
- フレーミングモノコック工法と剛床工法で「面」による耐震性確保
坪単価は?3つの商品で検討
スターピー家は住宅情報館で3つの商品を検討しました
- 「Chelino」(シェリノ) 坪単価50万強
- 「QUAD V」(クアッド) 坪単価55万弱
- 「檜物語」 坪単価60万弱
※本体価格です。他に設計料、諸経費、オプション費用がかかります。
まず「Chelino」と「QUAD V」を検討し、最終的には「檜物語」に決定しました。
「檜物語」は耐震性(耐災害性能)と低ランニングコスト(省エネ、快適性)を重視して選びました。
各商品の詳しい比較は別記事で解説しています。
「Chelino」がローコストハウスメーカー
「檜物語」になると中堅メーカー程度のイメージです。
30坪(100㎡)の家で
- 「Chelino」1550万強
- 「QUAD V」1600万強
- 「檜物語」1750万強
くらいです。
一条工務店や大手ハウスメーカーが坪単価70万、30坪で2,000万円以上
と比べると割安感がありますね。
私は「Chelino」と「QUAD V」を紹介され、「QUAD V」で設計を始めました。
「Chelino」ではなく「QUAD V」で設計を始めた理由3選
- 外壁材が釘打ちサイディング14mm→Fu-ge16mm(金具留め工法)
- 選べる設備が段違いに多い
- 金額差は50万円(35年ローンで1,500円/月程度)
釘打ちサイディングはサイディングと外壁に直接穴があきます。
将来的に雨漏り、ひび割れなどが起こりやすくなります。
外壁材は張替え、塗替えが少なく、長持ちする材料を選びましょう。
「Chelino」ではシステムキッチン、洗面台等がほぼ一択です。
注文住宅の醍醐味は間取り設計と住宅設備の選択です。
契約時点で選択肢を狭めたくなかったので「QUAD V」に決定しました。
最終的に「QUAD V」から「檜物語」へ変更した理由
- 耐震性アップしたい→制震ダンパー(FRダンパー )が標準装備
- 火災保険料を半額にしたい→省令準耐火構造が標準仕様
- 断熱性能アップ→窓が樹脂サッシ。玄関ドアもいい断熱。天井断熱の厚みが310mm
- システムキッチンで両面焼きグリルにしたかった→「QUAD V」はオプション
- オプション費用減らしたい→和室、電動シャッター、FRダンパーが標準装備
巨大地震への備えとして制震ダンパーを取り入れたかった
最初に打ち合わせしたハウスメーカーで制震ダンパーを紹介され、ぜひ採用したいと思っていました。
耐震等級3+制震ダンパーで巨大地震でも倒壊しない家を目指しました。
耐震性については別記事で詳しく解説しています。
火災保険料を半額にしたい
打ち合わせ途中の勉強で火災保険料が半額になる仕様(構造)が存在することを知りました。
オプション費用を払っても「QUAD V」では省令準耐火構造にできませんでした。
将来の費用を考えて省令準耐火構造にできる「檜物語」を選択しました。
夢の高気密高断熱住宅に住みたい
注文住宅を検討して真っ先に目標とした高気密高断熱住宅。
最初に打ち合わせしたハウスメーカーで、アルミ樹脂複合サッシ+ペアガラスに驚いたことがきっかけです。
暑い、寒いに悩まない家に住みたいというのが大きな夢になりました。
「QUAD V」での打ち合わせ開始直後から「窓は樹脂サッシ」と決めていました。
「QUAD V」でもオプション費用20万円ちょっとで樹脂サッシ(APW330)に変更できます。
ただし、玄関ドアと天井の断熱性能も合わせてグレードアップさせる計画でした。
窓、玄関ドア、天井断熱、この3つをすべて満たすとオプション費用が50万円以上になります。
他のオプション費用も計算して「檜物語」の方がコスパが良いと判断しました。
システムキッチンは両面焼きグリルとガラストップが良かった
※システムキッチンの詳しい検討は別記事にて
「QUAD V」と「檜物語」ではシステムキッチンの仕様に大きな違いがあります
- ガスコンロがホーロートップ、片面焼グリル→ガラストップ、両面焼きグリル
- 吊戸棚が→ダウンウォールにできる
- シンクがステンレス→大理石になる
- クリナップのステディアが選べる
スターピー家では焼き魚を週1~2回程度、調理します。
賃貸暮らしの頃は引っくり返したり、グリルを洗ったりという手間がイヤでした。
水なし両面焼きグリルになってから早く調理できるし、洗うのも簡単になって満足しています。
・メインの吊戸棚がダウンウォール(昇降式)になります。
背が低い妻でも有効活用しています。踏み台が不要になりました。
・ステンレスシンクから大理石シンクになります。
一体成形になるのでフチが欠けたり、水漏れしたりする心配が少ないです。
熱湯や油汚れなどに配慮は必要ですが、きれいに使っています。
・クリナップのステディアは他のメーカーより1ランク上
「檜物語」に変更したときからステディアを狙っていました。
- 水がたまらない流レールシンク
- 清潔を保ちやすいステンレスキャビネット
この2つが大きな要因です。
特に流レールシンクは感動しました。
実際に使用してみても満足度が高いです。
食洗機も最初いらないかと思っていましたが、今では必須と思うレベルで便利です。
住宅情報館の建築条件付き土地で100~200万得する理由
住宅情報館に決めた理由の一つは好条件の土地を提示してくれたからです。
ただし、建築条件付きの土地でした。
建築条件付き土地とはハウスメーカーや工務店を選べない土地です。
住宅情報館で建てることが条件でした。
性能については前述のように説明を受け、ある程度安心しました。
この住宅情報館の土地、他にも素晴らしいメリットが3つありました。
- 地盤改良工事があった場合、無料。(住宅情報館が負担)しかも20年保証付き
- 外構工事は駐車場1台分と外周フェンス、ブロックが無料
- 仲介手数料が無料
地盤改良工事が無料。地盤は20年保証付き
地盤改良工事は100万円程度と多額の費用がかかる可能性あります。
建物の仕様(重量)が決まらないと改良工事が必要あるかわかりません。
多くの施主が悩むところを住宅情報館が負担してくれるので安心感があります。
なお、スターピー家の場合は地盤改良が不要でした。
そもそも地盤が強そうなところを念頭に土地を仕入れいてるのかもしれません。
さらに地盤には20年保証がついていて、自信があると推察できます。
つまり、住宅情報館の自社土地であれば耐震性にも期待できるとも言えます。
外構工事は駐車場1台分と外周フェンスとブロックが無料
注文住宅のラスボス、外構工事。
注文住宅を考え始めたころ、外構工事の費用なんて検討もつきませんよね。
スターピー家では「まともにやると」100万~150万円程度はかかったと思います。
住宅情報館で駐車場1台分のコンクリートと外周フェンスを負担してくれました。
これだけで50~70万円程度は安く済みました。
自分で探した4社+住宅情報館の推薦業者、計5社で相見積りを取りました。
最終的には安くてデザインもよく、施工もきっちりした業者さんを選べました。
外構工事を検討した経緯は別記事にて解説します。
仲介手数料が無料
土地を不動業者から買う場合は仲介手数料がかかります。
大体3%くらいかかりますので、1,500万円の土地なら45万円ほどかかります。
住宅情報館の自社所有の土地なら無料になります。
「自社所有」なら「仲介」してないから無料ですよね。
「仲介手数料分も土地価格に含まれてるんでしょ?」
なんて思うかもしれませんが、土地価格だけを見れば良くなるのでシンプルになりますよね。
注文住宅や不動産関係では、わかりにくい項目を増やして、ウヤムヤのうちに値上がりしていくというのがよくある手法です。
土地価格でシンプルに判断できるので、買い手側としてはメリットになりますね。
住宅情報館に決めた決定的な理由。営業とのフィーリングが合ったから
住宅情報館にはスーモカウンターの紹介がなければ行くつもりはありませんでした。
そもそも、住宅情報館が注文住宅を建てていることすら知らなかったからです。
住宅情報館に決めた理由、営業とのフィーリングが合ったから。
これが最大の理由です。
地図から始まる注文住宅づくり
住宅情報館との最初の打ち合わせでは家の性能について、ほとんど説明されませんでした。
いい意味でこちらの予想を越えてきました。
まず、希望していたエリア周辺の大きな地図を持ってきました。
最初に私の要望と優先順位を聞かれました。
価格、エリア、広さ、駅近、環境、陽当り。
優先順位を決めて要望を聞き取ってもらいました。
その結果、自分でも考えていなかったエリアが浮かび上がってきました。
最初の打ち合わせでは契約には至りませんでした。
正直「住宅情報館の注文住宅」というイメージがわかなかったので、他のハウスメーカーと間取りや性能の打ち合わせを進めました。
しかし、良い土地が見つからず、1ヶ月後に住宅情報館へ再度、足を運びました。
そこで住宅情報館が自社所有している土地を提案されました。
先ほどの優先順位として上げた要望のほとんどを網羅した土地でした。
そしてトドメに必殺の値引が入り、翌日には仮契約を結んでいました。
いきなり、決めてしまったようにも見えますが、ここまでにインプットしていた情報や営業マンの対応力が決め手となりました。
注文住宅だからこそ「人との相性」を重視するべき
注文住宅はハウスメーカーとの永い付き合いになります。
その入口にいる営業マンは最重要人物です。
担当になった営業マンと二人三脚で家づくりをして、その後のアフターフォローにも活躍してもらう場面が多々あります。
妻も同じ考えで、特に住宅の性能に関して先入観がないぶん、フィーリングを重視していました。
どんなに素晴らしい性能の家でも、ともに作り上げていく人たちと上手くいかなかったら挫折してしまいます。
家のスペックも大事ですが、人との感覚を重視した方が、満足度は高くなります。
まとめ 住宅情報館は割安価格で標準以上のハウスメーカー
- 住宅情報館は割安な価格で自由設計できる
- 基礎、柱、壁など重要ポイントで安全面を確保している
- 住宅情報館の建築条件付き土地は、むしろメリットが盛りだくさん
- 人とのフィーリングを大事にして満足の行く家づくりをしよう
住宅情報館の主要商品3つを比較した記事はこちら
住宅情報館では「檜物語」を選んだ方が良い理由はこちら
耐震性について解説した記事はこちら
他のハウスメーカーとの比較は別記事にて投稿予定
土地選びで重視した方がいいこと、検討したことは別記事にて投稿予定
スーモカウンターについて、評価は別記事にて投稿予定
建売を検討した結果、注文住宅に行き着いた経緯は別記事にて投稿予定
これから、もりもり投稿予定なので、このページも随時、更新していきます。
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それでは、また次の記事でお会いしましょう!
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